1903-1979 日本(富山県) 美術評論家、詩人、画家。戦前から日本におけるシュルレアリスムを牽引し、1960年代以降美術作品の制作も行う。慶應義塾大学在学中、シュルレアリスムの影響のもとに実験的な詩を制作。戦後、総合芸術グループ『実験工房』を主催するとともに、美術評論を数多く著し、日本の前衛芸術の精神的支柱となる。マルセル・デュシャンやアンドレ・ブルトンなど海外の作家とも交流を持った。その他にもデカルコマニーの制作など、その活動は多岐にわたる。
1954年/限50 オリジナル版画6図(北川民次「地球創造説」/瑛九「5月のスフィンクス」/泉茂「睡魔」/加藤正「岩石は笑った」/利根川光人「妖精の距離」/青原俊子「魚の欲望」) 奥付に瀧口修造/久保貞次郎/北川民次のペン署名