▽ 今日の絵画 △ 平野遼 Ryo Hirano

こんにちは。

ボヘミアンズ・ギャラリーがお届けする
今日の絵画は、平野遼[Ryo Hirano]の作品です。

 

「孤島のためのエスキース」

平野遼画額「孤島のためのエスキース」
Ryo Hirano
水彩 紙 サイン、年記 板にサイン、タイトル、年記(額裏に貼付) 27.5×26.5 額46×45

 

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平野遼画額「もたれている男」
Ryo Hirano
アクリル ペン 紙 サイン 共シール 24×22 額57×44.5

 

 

平野は1927年に大分県に生まれ独学で絵を学び上京後、新制作展・自由美術家協会展に入選しました。
自由美術協会・主体美術協会会員などを経て、以後無所属として九州、小倉を拠点として個展を中心に制作発表。

一貫して人間をモチーフとし、褐色、灰白色を基調にジャコメッティに傾倒した細い線による人体を表現。
自然光を遮断したアトリエの闇の中で、自己を凝視し、ものの奥に存在するものを掴み取ろうと終生もがき65歳で亡くなっています。

決して晴れやかな絵画ではございませんが、平野の具現化することもつかみきることもできない対象へのもがきは、
絵画に落とし込まれたとき、遠い存在ではなく自分のよく知っている心のかたちのように感じます。
身近な一枚、寝室にいかがでしょうか。

詳細は画像をクリックしてご覧下さい。

 

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