▼今日の作品▲ 太田三郎 Saburo Ohta

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今日の作品は、太田三郎 [Saburo Ohta]です。

太田三郎作品「Pueraria Lobata Ohwi」

太田三郎作品「Pueraria Lobata Ohwi」
Saburo Ota
1996年/ 枯葉 スタンプ 紙 限70 サイン 額22×27

太田三郎1950- 日本(山形県)
現代芸術家 郵便切手や消印を用いたり、身近なものをオリジナルの切手の形にする等、郵便を素材に「時間」と「場所」の関係性をテーマとしている。
高校卒業後に上京、デザイン事務所に勤務しながら画廊を巡り、ニュー・ペインティングやミニマル・アートなどの現代美術にふれ大きな衝撃を受ける。
その後、版画を学ぶ中で普段の暮らしの中から生まれる「版画的なもの」に着目し、そこで行き着いたのが切手と消印、それらを組み合わせる様々な表現方法を発見する現在に至る。
近年は一般市民と共同制作するアート・プロジェクトを各地で展開している。

太田はライフワークとして制作地で採取した種を私製オリジナル切手に封じ込めた作品を制作し続けています。
こちらの作品のはそのライフワーク初期に制作されたものであり、種ではなく葉に印を押し切手としたものとなっています。
タイトル「Pueraria Lobata Ohwi」とは、日本語で「クズ」。作品の素材の葉の名を指しています。
そしてその葉に押された印には「岡山県 津山 山北」と日付「1996/11/15」。
テーマである「時間」と「場所」を虫に喰われた葉に乗せるところに太田の暖かな遊び心を感じます。

 

 

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