須田剋太 12/6-12/25

ボヘミアンズ・ギャラリーでは、
2017年12月6日(水)から12月25日(月)まで、須田剋太作品の展示を致します。

須田DMアウトライン

力強いタッチの構図と色彩が特徴の須田剋太。
本展示では60年頃の作品を中心に、油彩・グアッシュ・コラージュなど貴重な作品を展示いたします。
画面か迸るエネルギーを是非、浴びにいらしてください。

1906年、 須田剋太は埼玉県北足立郡吹上町(現:鴻巣市)で、須田家の三男として生まれました。
1927年に埼玉県立熊谷中学校(旧制、現・埼玉県立熊谷高等学校)卒業。
その後浦和市(現:さいたま市)に住み、ゴッホと写楽に傾倒するようになります。
東京美術学校(現東京芸大)を4度受験するもいずれも失敗。独学で絵を学びます。
1934年、浦和の別所沼畔にあるアトリエへ訪れた寺内萬治郎に勧められ、光風会に入会します。
1936年、文展で初入選。1939年、文展で「読書する男」が特選となります。
1949年には抽象絵画の旗手長谷川三郎と出会い、国画会に入会、抽象画の道へと進みます。
1950年、森田子龍編集の「書の美」に論文を発表。以後「墨美」や墨人会同人との交流を通して書に深く傾倒していきます。
1955年に第3回日本抽象美術展、1957年には第4回サンパウロ・ビエンナーレ国際美術展に出品するなど国内外で幅広い活動を行います。
1960年、大阪フォルム画廊にて第1回個展を開催。
1971年からは司馬遼太郎に同行しながら、「街道をゆく」の挿絵を描き始めます。1983年には「街道をゆく」の挿絵で第14回講談社出版文化賞を受賞。
1989年、埼玉県立近代美術館にすべての抽象の油彩画、グワッシュの合計293点を寄贈。
1990年、油彩画45点、グワッシュ320点、挿絵1858点の計2223点の作品を大阪府に寄贈。
同年7月、84歳のとき兵庫県神戸市北区の社会保険中央病院にて死去。

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会期:2017年12月6日(水)~12月25日(月)
営業時間:12時~18時
東京都千代田区神田神保町1-25 神保町会館3F
(すずらん通り入る神保町シアター前)
Tel:03-5577-6946 Fax:03-5577-6947

協力: Gallery a-cube

 

   

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