こんにちは。

本日も山本六三の版画をご紹介します。

限定本の出版社、湯川書房の蔵書票です。

1977年より、湯川書房から季刊「湯川」という雑誌が刊行されました。
その刊行案内のページに、こちらの蔵書票が掲載されています（7号の内、1-5号）。

耽美で退廃的な印象の山本六三作品の中で
日の光を感じるようなこちらの蔵書票は、個人的にいちばん好きな作品です。

山本六三
1940-2001　日本（兵庫県） 銅版画家、油彩画家。
1969年、版画家の野村博に師事。1971年銀座「養清堂画廊」にて個展。
1972年生田耕作氏の翻訳書の挿絵を手がけ、70年代にはサバト館や湯川書房が発行した限定本の挿画を担当する。
1975年〜東京、大阪、京都、パリなどにて個展。 生涯を通じて独自の頽廃美と幻想に彩られた作品を描き続けた。

夏目書房/ボヘミアンズ･ギャラリーでは、油彩・水彩・立体・彫刻・版画・骨董などの美術品、資料、作品集など国内外問わず美術に関するものを買取しております。
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